VAD 補助循環

やさしく「植込み型VAD」をまなぶ

投稿日:5月 18, 2020 更新日:

補助人工心臓(VAD)とは

心不全患者に対して心機能を機械的に補助する装置」のこと。

植込み型補助人工心臓のほとんどはLVADのことで「左心」を補助しています。

国内では4~5種類ほどの植込み型補助人工心臓があります。

下の写真はもっとも多く使用されている「Heart Mate II」です。

血液ポンプの中に羽根つきの回転子がついており、これが高速回転することで流量を生み出しています。

血液ポンプが回転するだけなので調整する項目は「回転数」のみですが、拍動指数(PI)や電力(W)などでモニタリングします。





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参考にした資料

[参考書]必携! 在宅VAD管理 植込型補助人工心臓による治療の進歩とQOLの向上(日本人工臓器学会,2019)

[雑誌]補助人工心臓の進歩と課題(医学のあゆみ,2018)


[指針]重症心不全に対する植込型補助人工心臓治療ガイドライン(各学会,2021)

[指針]急性・慢性心不全診療ガイドライン(各学会,2017)

[総説]補助人工心臓の現状と今後の展開(日集中医誌,2020)

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