以前にME1種試験合格までの体験談を書きました。
ME1種合格体験談にはこちら
ME1種に合格した後は「臨床ME専門認定士」を取得できます。
今回はME1種試験合格後から臨床ME専門認定士を取得するところまで、実際に自分が行った手続きをお話します。
今思えば、手続きのやり取りが多くて面倒だった気はします。一回の一回のやり取りに時間がかかること、書類を送ってから帰ってくるまでの時間が長く、まいどまいど書類が返ってくるたびに「そーいえばこんな書類送ったな。」みたいな。
詳しくはこちら
日本生体医工学会ME技術教育委員会
臨床ME専門認定士とは
ME機器や設備に広い専門知識を持ち、維持管理に特別な技能と経験を有する「非常に優秀な」医療従事者に与えられる称号で、臨床の場でその知識や技術を発揮し、また他の医療従事者に対して教育・指導ができる資質と定義されています。
以前は謙虚に説明しましたが、社会的に認められ、称号を頂いた以上、今後も誇りをもって業務をしていきたいと思います。
認定士に必要な条件!
臨床ME専門認定士申請に必要なものは
・医療資格を持っている(臨床工学技士、看護師など)
・第1種ME技術実力検定試験の合格
・2年以上の実務経験
この三つです。
基本は医療従事者しか受験しないと思うので、実際はME1種試験合格と2年間病院で働けば認定されます。
まずはME1種試験に合格する必要がありますね。
自分はME1種試験を先に合格して2年の実務経験を経て認定申請しました。
ME1種試験はME2種試験合格もしくは臨床工学技士免許のどちらかを持っていれば受験できます。
実務経験は関係ないので、いつ受けても大丈夫です。
ME1種試験合格後
ME1種試験を合格しました。
そして、実務経験も2年に達しました。
さっそく認定申請したいと思います。
と、思っていたら、
申請の前に合格者登録を行わないといけないみたいですね。
合格者登録
上ではME1種試験合格と書きましたが、この状態では『筆記試験』の合格みたいです。
「筆記試験の合格」と「実務経験2年」ではじめて「ME1種試験合格」になるみたいです。
そして、条件を満たしたら、筆記試験合格時に合格通知と一緒に送られてきた書類から「合格者登録」の手続きを行います。
手続きは手順通り申請書・実務経験証明書を書いたりします。
合格者登録は筆記試験合格後6年以内となっているので、早めに行いましょう。
臨床ME専門認定士
合格者登録が完了し、合格認定書を頂きました。
これで臨床ME専門認定士の手続きが行えます。
手続きは同封されている書類の手順通り、申請書や国家資格免許書のコピー、実務経験証明書などを書いたりして手続きを行います。
合格賞状と合格者バッジ
この時ついでに
臨床ME専門認定士の手続き書類の中に「賞状」と「バッジ」がもらえる申請書類が入っています。
賞状はME1種の合格認定証で有料(2000円)になります。
バッジはME1種合格者に与えられるバッジで、一人につき一個だけ一度限り発行されます。
認定士の登録完了!
臨床ME専門認定士の認定証が送られてきました。これで認定士の申請手続きは終わりになります。
今回自分のように最短で認定されるのに、施設に就職してから2年と8カ月かかりました。
臨床ME専門認定士取得のながれ
手続きが早いわけでもなければ、途中で確認メールが来るわけでもありません。
すごく長いやりとりに感じました。
「ちゃんと手続きは進んでるのかな」と不安になることもありますが気長に待ちましょう。
不安な方は問い合わせてみてもいいかもしれません。
更新は5年になるので点数取得頑張りたいと思います。