タイトルの通り、私「喜多川さん」は秋から学生に戻ります。
もう少しわかりやすく言うと、近場の大学院の修士課程に入学します。
入学は秋頃になると思います。
ブログの更新も完全に終わっておらず、
他にもたくさんやりたいことはありますが、
まずは大学院の入学を優先して行動することに決めました。
今日はだらだら日記のように書いていこうと思います。
入学を決めた”きっかけ”
きっかけは同じ病院に勤めている仲の良い医師からの提案でした。
先日、私が論文を国際誌に投稿してアクセプトされました。
医師にはたくさんお世話になったので、そのお礼を医師に伝えたところ
医師「ちょっと今時間ある?こっちに来てくれるかな」
なにが始まるのかな・・・
ドキドキ・・・
医師「大学院に興味はないか?君はとても向いている」
考えたこともなかったので、ボーっと話を聞いていました。
そこから医師のプレゼン大会が始まり
要約すると”大学院は素晴らしいもので、君に合っている”といった内容だ
30分程度過ぎたあたりで
私「他にやりたいことがたくさんあるので、大学院は難しいと思います。」
こんな感じで幕を閉じました。
その日から大学院のことが気になり、
気になっては調べ、気になっては友人に聞き
大学院は自分にとって都合の良いものということがわかってきました。
※後ほど解説
現在働いている施設の上司にも内容を伝えたところ
上司「こんな良い機会なかなかないよ。勤務は全面的に協力するよ」
体制が万全なことを理解したので、あとは私の”気持ち”次第でした。
覚悟を決め、
入学を決意し、
現在準備にとりかかっています。
大学院に入るメリットとは
私の場合は大学院を卒業すると、「修士」と呼ばれる学位を習得できます。
通常の4年大学卒業では「学士」と呼ばれます。
学士の次は修士、博士と段階的に学位が存在します。
この修士の取得は、私にとって4つの利点があったので、ご紹介します。
修士の利点
・研究の質が向上
・講師として発信
・勤務の休息
・給料UP
・研究の質が向上
もともと、研究には興味がありましたが、
技士としては働いている方がいればわかると思います。
研究について学ぶ機会ってほんとにないんですよね。
「学ばなくてもいけるっしょ!」という気持ちで今まで取り組んできましたが、
全然うまくいきませんでした。
統計がわからない。論文の書き方がわからない。必要な手続きがわからない。厳しい査読意見。投稿するもreject。
私自身、一から学びなおす機会が欲しかったので、
この修士課程を起点にし、学びなおしたいと思います。
・講師として発信
実はわたくし、全国あちこちで研究について講演する機会が増えてきました。
こんな研究について学びが軽薄で、学位も持っていない私が講師として発信するということは
大学院に修学する臨床工学技士が少ないことを意味しています。
また、そんな臨床工学技士が講師として発信することは
学術に障害を生む可能性があります。
有識者として講演するために学位は必要だと感じました。
ゆくゆく、臨床に疲れたら大学等の教員になることも可能なので、
そちらの方向も視野に含めることができます。
・勤務の休息
私が入学を予定している大学院には社会人修学に関して配慮がありまして、
働きながら修学できる取り組みがあります。
私の場合もこれに該当させていただき、
日々、臨床業務を行いながら、修学も同時に行う予定で話が進んでおります。
当院では技士が働きながら修学することは初めてなので、
他部署の修学中の医師に体験談を聞いてみたところ。
勤務日に研究時間を設けていたとのこと。
要するに、研究室にこもって研究しても、
通常の勤務時間と同じ扱いにできるということである。
従来は勤務時間の合間に細々と研究を行ってましたが、
これからは堂々と時間を設けて研究を行うことができます。
また、勤務中の「疲れ」も除外できるので、
良い条件だなと思いました。
実際は、従来と同様に家に持ち帰って研究をすることになりそうですが、
少しでも負担が減るのは良いことなのでは?と思いました。
・給料UP
私は現時点で専門の養成校を卒業したのが最終学歴なので、学位がありません。
学位を習得すると施設によれば給料が上がります。
当施設の給料配当を事務に確認したところ、
少し複雑なので、割愛しますが
卒業後は給料が上がらないが、長く勤務してると基本給が上がってくることがわかりました。
当施設では卒業後は修士卒実務経験1年目としてカウントされるためです。
※他の施設では違うかも?
大学院のデメリットは?
デメリットは事前にわかっていたことですが、
大きく分けて二つあります。
「時間」そして「お金」です。
大学院に入学すると単位を取得しなければ卒業ができません。
そのため、講義を受けたり、修士論文を作成しなければいけません。
これが大変な作業です。
いろいろな方の体験談を聞きましたが、まぁまぁ大変だということ、
※博士はもっと大変ですが…
私の場合は指導教員のもと、これらを行うシステムで、
指導教員は先ほどから紹介している仲の良い医師が担当してくれるとのこと、
少しは勝手が良いことはわかっていますが、
最低限の努力は必要だと思います。
また、金額に関しては
入学に30万円弱、一年間の修学で60万円弱
おそらく2年間の修学になると思われるので、合計「150万円」程度の費用がかかると思います。
国や県からのサポートがあるかと思い、いろいろと確認してみましたが、
150万円のほぼ全額は私の口座から払うことになりそうです。
このように。
勉強をするということは「時間」と「お金」がかかります。
そう考えると「義務教育」て素晴らしくないですか?
義務教育と同様の内容を外部講師を呼んで委託すると
莫大な費用がかかるのは容易に想像できますね。
学生時代、もっと勉強しておけばよかったです。
特に自分に必要なのは化学、英語、数学ですね。
※ちなみに数学だけはめちゃくちゃ偏差値高かったです。
まとめると
デメリットとメリットを天秤にかけた時、
私にとってはメリットが上回ると判断しました。
皆さんも自分の行動に責任をもって生きてください。
そして、他人の決めたことに審判的立場で意見を言うのはマナー違反です。
やりたいことを探し、覚悟を決めたら存分に楽しんでください。
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